子育て支援BOOKS
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栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加など、食に関する問題が深刻になる中、2005年7月に食育基本法が施行され、学校や保育所などにおいても食育を推進するよう定められました。
本書では、こうした状況を踏まえた上で、『食べることが、楽しくてうれしくなる子に』という視点のもと、楽しい体験を通して子どもたちにその記憶を残すための配慮事項、園での具体的な取り組み方法などが紹介されています。
例えば、「食べる」「おいしい」というイメージを作るために工夫された工作、ことば遊び・リズム遊び、シアターやオペレッタの実施方法のほか、みかん、さつまいも、トマト、きゅうりといった野菜別に五感を使って特徴を楽しむプログラム、食材の変化を楽しむクッキングレシピなどが教育のポイントとともに掲載されています。
「食べないからと頭を悩ます前に、まずは遊んでみませんか?」。難しく考えず、食材を保育室に持ち込んで遊ぶ、クッキングをする、商店街を見学しながら買い物をする、野菜を栽培してみるなど、園で気軽にできることで取り組んでみる。子どもたちが楽しいと感じてくれることであれば、今求められている食育につながっていく。そういった自園に合った食育の取り組みのヒントを得ることができる一冊です。
| (評・三菱UFJリサーチ&コンサルティング 鈴木 陽子) |
資料:月刊こども未来 2007年2月号より転載
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