子育て支援BOOKS
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子どもが凶悪な犯罪に巻き込まれる事件が多発している中、いかに子どもを守ったらよいのか、子どもに身を守る方法をどう伝えたらよいのか、悩んだり、不安に感じている保護者、関係者の方は多いことでしょう。
本書では、幼い子どもを犯罪から守る方法について、多角的に分析した上で、子どもに対する防犯教育のあり方を提言し、具体的な手法を示しています。
例えば、犯罪データを用いて、発生の状況や犯人像の実態を分析し、犯罪者の視点から犯罪が起こりにくい状況を提案したり、幼い子どもを持つ親へのアンケート調査を行い、親の生の声から問題を提議し解決策を示すなど、防犯教育を提案するにあたってのベースとなる部分についても、分かりやすく解説しています。
『「自分を守ってくれるのも大人」同時に「自分に危害を加える可能性もある大人もいる」』。この両義性を理解することは難しいですが、この矛盾を子どもに地道に伝えて、「生きる力」を身につけていくことが重要であるとし、そのツールとして、巻末には、子どもと一緒に読める絵本もついています。改めて『防犯教育』の重要性や難しさについて知ることのできる一冊です。
| (評・三菱UFJリサーチ&コンサルティング 鈴木 陽子) |
資料:月刊こども未来
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