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どんな大人になろう どんなふうに子どもと育とう そうだ、本の力を借りよう!
専門書から実用書まで、保育の関連書をご紹介。さまざまなジャンルから参加している評者にも注目。
子どもの心がみるみる輝く「16の宝物」、あなたが子どもに伝えたいことってなんですか?

「子どもに伝えたい16の価値観」

パム・シラー、タメラ・ブライアント 著
宮田 攝子 訳
サンマーク出版 (03−5272−3166)
定価1,680円(本体1,600円) 221ページ

表紙


 社会は大きく変化し、生活は便利に、豊かになっている一方で、日々の慌しさ、希薄な人間関係、競争の激化など、負の影響も問題となっています。子どもを取り巻く環境も同様の影響を受け、成長していく過程で、自然と学び取っていく大切な感情、価値観を感じることがないまま大人になってしまうことが懸念されています。
 本書は、2、3歳から10歳ぐらいまでの子どもに対して、さまざまな価値観をどのように伝えたらよいかを考えるための本で、『思いやり、協力、勇気、信念、公平、人助け、誠実、ユーモア、自立、忠誠心、忍耐、誇り、機転、尊敬、責任感、寛容』の16の価値観について、解説しています。それぞれ、「子ども向けの歌や詩、価値観の解説」「大人に考えて欲しいこと」「子どもと話し合ってみよう」「家庭でやってみよう」「友だちみんなとやってみよう」「子どもと一緒に読みたい本」という構成でまとめられており、実体験してみる部分では、話し合いやゲーム、料理などの方法が具体的に解説されています。
 こうした工夫を日々ちりばめることで、子どもたちが何か大切な気持ちに触れたり、考え始める機会を、さらに増やすことができるのではないかと思う一冊です。

(評・三菱UFJリサーチ&コンサルティング 鈴木 陽子 )
資料:月刊こども未来
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