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厚生労働省が2005年6月に発表した人口動態統計によれば、2004年に生まれた子どもの数は前年より1万2,775人少ない111万835人で、1889年に統計を取り始めて以来の最少を更新しました。予想を上回るスピードで進む少子化は、もはや個人の問題にとどまらず、大きな社会問題となっています。
少子化の要因として最初に挙げられるのが、親にとって子育ての負担感が増していることです。
「育児不安」「虐待」「いじめ」「ひきこもり」「少年犯罪の残虐化」など、今日の子育てをめぐる状況は極めて厳しく、子どもを持つことを躊躇(ちゅうちょ)することもうなずけます。
こうした問題を著者は「親になる技術」を身に付けることによって解決することを提案しています。
健全な子どもに育てるためには、親の愛情のみでなく子育ての知識やテクニックを持つことが大切という著者の考え方は、子育てに悪戦苦闘する若い世代に示唆を与えることでしょう。
人間は一人で育っていくことはできません。現代の社会に対応した新しい子育て法―「知性を持った子育て」で、次の世代を明るく幸せにはぐくみ、夢や可能性にあふれた未来を実現したいと願わずにはいられません。
資料:月刊こども未来
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