子育て支援BOOKS
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育児支援を社会保険の仕組みを使って充実させようという構想を、社会保障研究の第一人者たちが研究会を重ねて取りまとめた貴重な本です。
3章構成でまとめられており、第1章の「育児保険の意義」では、社会保険の仕組みで対応することで、育児支援についての国民の関心が高まることを指摘しています。第2章の「育児保険の構想・試案」では、介護保険などとの総合化が検討され、さらに、保育や教育を組み込んだ制度設計が試みられています。第3章の「海外の育児支援」では、育児保険との関連で、育児休業制度、在宅育児手当、保育バウチャーにかかわる海外の情報が分かりやすくまとめられています。
この4月から、次世代育成支援行動計画が各自治体で実行に移されます。(※) この計画を推進し目的を達成していくためには、安定した財源を確保した上で、地域社会のアイデアがサービス内容に反映されやすい仕組みをつくる必要があります。
本書が示す育児保険構想は、この条件を満たすものであります。このため、子どもやその家庭への支援にかかわる方々にぜひお読みいただきたいと思います。
(※)2005年4月より次世代育成支援行動計画が各自治体で実行に移されました。
| (評・神奈川県立保健福祉大学社会福祉学科助教授 新保 幸男) |
資料:月刊こども未来
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