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子どもが夢中になって遊ぶ姿は、生き生きとしていて、見ている側も元気をもらえるほどのパワーにあふれています。子どもは夢中に何かをするという経験の中で、充実感や達成感、新しい発見の楽しさなど、多様な感情を知ることができ、それはその後の人生を豊かにするためのベースを築くことにもつながります。
本書では、「小さいときに、本当にやりたいことを、やりたいように、心ゆくまでさせることが、何より大切」として、子どもが無我夢中になれる環境づくりについて、筆者の活動を通した実体験から具体的に紹介しています。
子どもが創造活動に取り組むための玩具、教具を「童具」と呼び、「一つの形からいろいろな表現世界がひらけることを知って、一つのものには限りない可能性が秘められていること」「いつもは見過ごしているものごとの中にいろいろな関係性があること」を子どもに感じてもらいたいとして、童具を使いながらの子どもの自発性に任せた遊び方を解説しています。「やりたいことがある、好きなことがあるということは人生にとってかけがえのないこと」。子どもの好奇心や創造力を伸ばしてあげることの大切さについて振り返ることのできる一冊です。
| (評・UFJ総合研究所情報通信・家族社会室研究員 鈴木 陽子) |
資料:月刊こども未来
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