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初めての子どもを育てるときは、日常生活の世話に始まり、しつけや遊びなどさまざまなことが試行錯誤です。身近に気軽に尋ねることができる親や友だちがいても、「こんなことは聞きにくい」と思うことは多々あります。そのうちの一つが、この本で取り上げている「しつけ」ではないかと思います。日々の保育にも家庭や地域、年代によって違いがありますが、「子どもをどう育てるか」、「どんな子どもにしたいか」という思いは千差万別です。このようなことは、個人の価値観が投影されるため、なかなか聞きにくいことです。
この本ではそのような思いに答えるべく、基本的生活習慣と社会のルールについて、成長段階に応じ、生活場面に配慮しながら丁寧に解説されています。「しつけ」といっても、「子どもの生きる力」を信じることであると随所に感じさせる記述で、決して子どもに強要したり、禁止したりすることではないことを教えてくれます。0歳から6歳と縦断的な視点で書かれているため、次の段階を予想しながら読むことができます。写真やイラストを多用しながら親しみやすい構成になっており、初心者ママには心強い一冊ではないかと思います。自分の考えを確認したり、安心したりするためのものとして活用するとよいと思われます。
資料:月刊こども未来
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