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どんな大人になろう どんなふうに子どもと育とう そうだ、本の力を借りよう!
専門書から実用書まで、保育の関連書をご紹介。さまざまなジャンルから参加している評者にも注目。
成長段階や生活場面に配慮しながら「しつけ」について丁寧に解説

「0〜6才のしつけ百科」

主婦の友社 編
主婦の友社 (03-5280-7537)
定価1,365円 (本体1,300円) 208ページ

表紙


 初めての子どもを育てるときは、日常生活の世話に始まり、しつけや遊びなどさまざまなことが試行錯誤です。身近に気軽に尋ねることができる親や友だちがいても、「こんなことは聞きにくい」と思うことは多々あります。そのうちの一つが、この本で取り上げている「しつけ」ではないかと思います。日々の保育にも家庭や地域、年代によって違いがありますが、「子どもをどう育てるか」、「どんな子どもにしたいか」という思いは千差万別です。このようなことは、個人の価値観が投影されるため、なかなか聞きにくいことです。
 この本ではそのような思いに答えるべく、基本的生活習慣と社会のルールについて、成長段階に応じ、生活場面に配慮しながら丁寧に解説されています。「しつけ」といっても、「子どもの生きる力」を信じることであると随所に感じさせる記述で、決して子どもに強要したり、禁止したりすることではないことを教えてくれます。0歳から6歳と縦断的な視点で書かれているため、次の段階を予想しながら読むことができます。写真やイラストを多用しながら親しみやすい構成になっており、初心者ママには心強い一冊ではないかと思います。自分の考えを確認したり、安心したりするためのものとして活用するとよいと思われます。

(評・淑徳大学社会学部専任講師 山本真実)
資料:月刊こども未来
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