子育て支援BOOKS
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この著は、法定化以降の保育士の在り方に焦点を当て、その子育て支援業務に示唆を与えています。子育て支援に至る理念や社会背景、子育てニーズの種類、子育て支援活動の類型、関係機関との連携等、保育者が認知しておくことが望ましい専門的な内容を分かりやすく解説しており、全ての年代の保育者に役立つものです。また児童の保護者に対する「保育指導」の役割について事例を展開し、保育士がその専門性を獲得するための方法も具体的に示しています。
今後の保育士は園に通う子どもの保護者のみならず、通っていない子どもの保護者に対する「保育指導」も行うことが期待されています。ソーシャルワークやカウンセリングの知識・技術の向上が必要であることから、「保育指導」が保育に付随する程度の業務でないことも認識できます。しかし筆者は保育所には「親子の居場所機能と軽易な相談機能」が適切であるとし、保育士の専門性が子どもの育ちと親の子育てを総合的に支援する営みであるとまとめています。この著を通して一人ひとりの保育士は自らの保育観を振り返りながら、時代のニーズに対応する力と時代を見極め対応する力を併わせ持つことが求められていると実感することでしょう。
資料:月刊こども未来
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