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どんな大人になろう どんなふうに子どもと育とう そうだ、本の力を借りよう!
専門書から実用書まで、保育の関連書をご紹介。さまざまなジャンルから参加している評者にも注目。
愛育病院のスタッフによる 育児情報とアドバイス

ママとパパの育児百科

山口 規容子 監修
講談社 (03-3945-1111) 
3,800円+税 619ページ

表紙


 核家族化が進んでいる今日では、親や親戚、隣人など子育て経験者から助言を得る機会が少なくなってしまいました。現代の親たちは子育て情報を求め右往左往し、育児不安は大きくなるばかりです。また、ワーキングマザーの増加に伴い、父親の家事や育児への協力がますます重要になっています。本書は、共に育児に取り組もうという父母のために編まれた育児百科です。育児は「育自」−子育てを通して親自身もまた育ちます。子どものもつ「育つ力」を最大限に引き出すための環境作りは、親と子どもが共に育つため家庭環境を創造することに、ほかなりません。周産期(出産の前後の時期)と母子保健を専門とした、母と子の病院として長年の経験と実績をもつ愛育病院のスタッフの手による本書には、妊娠、出産、新生児の世話から、栄養と食事、病気とホームケア、事故とけがの予防や応急手当てなど、赤ちゃん・子どもをめぐる日常についての最新情報や助言が、分かりやすく紹介されています。とりわけ、妊娠、出産、その後の育児の中での父親向けの具体的なアドバイスは、新しいパパたちに勇気を与えることでしょう。子育てを通して新たな絆を強めていこうというパパとママに贈る必携の書といえましょう。

(評・京都大学大学院教育学研究科助教授 鈴木晶子)
資料:月刊こども未来
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