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| SIDS(シズ:乳幼児突然死症候群)とは、それまで元気だった赤ちゃんが事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。原因はまだよくわかっていませんが、育児環境のなかにSIDSの発生率を高める因子のあることが明らかになってきました。それらについてキャンペーンを行った欧米諸国ではSIDSの発生が減っています。日本でも年々減少傾向にありますが、平成16年において、年間232人の赤ちゃんが、この病気で亡くなっています。
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SIDSを減らすためのキャンペーンのポイント

うつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。うつぶせ寝がSIDSを起こすものではありませんが、医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。

母乳育児が赤ちゃんにとって最適であることは良く知られています。人工乳がSIDSを起こすものではありませんが、できるだけ母乳育児にトライしましょう。

タバコはSIDS発生の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙はお腹の赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
| なるべく赤ちゃんを一人にしないで |
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よく眠っているからといって長時間赤ちゃんを一人にしないようにしましょう。 |
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赤ちゃんを一人にして外出しないようにしましょう。 |
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なるべく赤ちゃんと同じ部屋で寝るようにしましょう。 |
| 寝かせ方に関しては、次のようなことも注意しましょう |
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寝具は固いマットを使用し、枕は使わないようにしましょう。 |
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かけ布団やタオル、ひもなどが顔にかからないようにしましょう。 |
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ベッドの回りにはガーゼやビニールなどを置かないようにしましょう。 |
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赤ちゃんを寝かす時はいつも場所や寝具への配慮をしてください。 |
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たとえば、日中の短い眠りでもソファーなどに寝かせるのはやめましょう。 |
| なるべく赤ちゃんを一人にしないことや、寝かせ方に対する配慮は、窒息や誤飲、けが、やけど、浴槽に落ちて溺れるなどの事故を未然に防ぐことにもなります。 |
全国的な調査を実施
平成9年に全国的な調査が行われ、次のような結果が得られました。
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うつぶせに寝かせることは、あおむけに寝かせることに比べて3倍ほど発症の危険性が高い。 |
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| 2 |
父母ともに喫煙している場合は、していない場合に比べて4.7倍ほど発症の危険性が高い。 |
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| 3 |
人工乳哺育の場合は母乳哺育の場合に比べて4.8倍ほど発症の危険性が高い。 |
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(平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究」による)
うつぶせ寝、人工乳、喫煙によってSIDSの発生頻度が高くなるというのは、欧米でいわれていることと、ほぼ同様の結果となっています。
これらの事はいずれもSIDSの直接的な原因ではありません。育児に関し必要以上に不安を抱くことはさけてください。
これらの3つの事を参考にして、日頃の育児の方法を再確認していただき、あとはおおらかな気持ちで子育てをしてください。
乳幼児突然死症候群(SIDS)に関するガイドライン
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『健やか親子21』では、2010年までに乳児のSIDS
死亡率を半減することを目標に掲げています。 |
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母子保健は生涯を通じた健康の出発点であり、次世代を安心して産み、ゆとりを持って育てるための基盤です。 |
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『健やか親子21』は21世紀の母子保健の主要な課題と取組を提示し、みんなで推進する国民運動計画です。 |
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多くの団体が『健やか親子21』に参加し、目標達成に向け、各種取組を行っています。 |
SIDS家族の会は、赤ちゃんを亡くした(SIDS、流産、死産、新生児死、その他病気)家族を精神的な面からサポートするためのボランティアグループです。サポート活動の他、一般向にSIDSを知ってもらうためのパンフレットや、赤ちゃんを亡くした家族に接するときのガイドラインなどを作成しています。これらの活動は子どもを亡くした親自身によって運営され、寄付により支えられています。
当会の活動・資料等に関するお問い合わせは
総合窓口電話
(財)母子衛生研究会内
03-3499-3111
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母子衛生研究会は事務所を持たない当会のために窓口を引き受けてくださっています。 |
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なお、各都道府県の母子保健担当及び保健所などでもご相談に応じています。 |
厚生労働省
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