乳幼児によくある病気 そのサインと症状
【脱水症】
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乳幼児は脱水症になりやすい:
子どもは大人に比べて体の中の水分の比率が大きく、1日の体重あたりの必要水分量
が多いので、下痢や嘔吐が続くと容易に脱水症を起こします。熱を伴っていたり、嘔吐があって水分の補給が出来ないときはなおさらです。
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脱水症の症状:
脱水症を起こすとオシッコの量が減り、唇や口の中が乾燥してきて、お腹の皮膚が乾いてたるんできます。だんだん元気もなくなりぐったりしてきます。このような症状があるときは早く受診することが必要です。逆に熱や下痢があっても、元気があり、オシッコの量も普段とそう変わりないようなら、少なくとも急を要する脱水はないと考えていいでしょう。
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脱水症の対処:
脱水症の症状があるときは診察を受けて、適切な治療をしてもらうことが必要です。熱があったり下痢があるときは水分をこまめに摂らせて脱水の予防に心がけて下さい。水分の摂らせ方については、乳児嘔吐下痢症の項を参照して下さい。
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【咳】
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咳は、気道に入ってきたホコリなどの異物や、気道にたまった分泌物(タン)を外に出してしまうために必要な反射です。気道の粘膜に何かの刺激が加わると咳が出ます。
風邪ではコンコンと乾いた咳ですが、気管支炎や肺炎では最初は乾いた咳でも、だんだんとタンの絡まったような湿った咳になってきます。
気管支喘息や喘息性気管支炎では咳も出ますが、息を吸ったり吐いたりするのに伴ってゼロゼロ・ゼイゼイあるいはヒューヒューというような音がします。
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咳が出るときの対処:
元気も食欲もあり、一日のうちに何度かコンコンと乾いた咳が出る程度なら、すぐに受診する必要はないでしょう。咳がだんだんと増える傾向にあるときや、ミルクが飲みづらくなったり、夜も咳のため寝苦しそうで、しばしば目を覚さますようなときは早めに受診して下さい。
また、息を吸ったり吐いたりするときに胸やのどがゼイゼイ・ヒューヒューするときも早めに診察を受けましょう。
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咳に対する家庭での対処:
部屋は乾燥しないよう気をつけましょう。乾燥した空気は気道の粘膜の刺激になるばかりでなく、粘膜の機能も損ないます。特に冬場のエアコンによる暖房は空気が乾燥しがちです。加湿器を使うなどの対策が必要です。
また、咳は昼間より夜の方が多いものです。咳き込んで寝付けないときは背中をさすってやったり、縦抱きにして軽くトントンと背中を叩いてやってタンを出させましょう。 仰向けで平らに寝かせるより、上半身を少し起こして斜めにすると楽になることもあります。
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【喘鳴(ぜんめい)】 (ゼロゼロ、ゼイゼイ、ヒューヒュー)
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呼吸に伴って聞かれる「ゼロゼロ・ゼーゼー・ヒューヒュー」というような雑音を喘鳴といいます。喘鳴は気道(鼻から肺までの空気の通り道:鼻・咽(のど)腔―喉頭―気管―気管支)のどこかが狭くなっている(気道狭窄)時に聞かれます。程度は様々ですが、呼吸困難(息苦しさ)を伴います。 “喘鳴を伴う乳幼児の病気”の項参照。
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呼吸困難のサインと対処:
呼吸運動が普段より大きく荒くなり、速くなります。また、肋骨と肋骨の間やみぞおちのあたりが息を吸うときにペコペコへこみます。また、そこまでいかなくてもゼイゼイ・ヒューヒューして、熱もないのにミルクや水分、食物の摂取量
が落ちているときや、寝ていてもすぐ目を覚ますなどの症状があるときは、軽い呼吸困難があることが疑われます。 この様なときは早めの受診が必要です。
逆に、少しゼロゼロしていてもミルクや食事が摂れ、すやすや眠っているときは夜中にあわてて病院を受診することはないでしょう。
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【熱性けいれん】
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中枢神経の病気(髄膜炎、脳炎・脳症、脳出血など)や塩分や糖分などの体の成分に異常がないのに、急に高熱になったために起こる全身のけいれん(ひきつけ)のことをいいます。 よくみられる年齢は生後6カ月から3歳頃までで、小学校に入るようになる頃には起こさなくなります。 高熱が出る病気ならどんな病気でも熱性けいれんの原因になりますが、乳児期では風邪や突発性発疹が多い病気です。 熱性けいれんを起こした子どもの半数以上は1回だけで終わりますが、なかには高熱がでるたびにけいれんを繰り返す子どももいます。何度も熱性けいれんを繰り返す子どもには、熱に気が付いたときに予防的にけいれん止めの座薬を使います。けいれんを起こしたときの対処や、詳しい説明は「この時期によくある病気」の“ひきつけ”の項を参照して下さい。
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