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横山 利幸(順天堂大学医学部眼科 講師)
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子どものそばで大工仕事をしない、鋭利なものを置かない!・ |
目のけがで15歳以下の子どもの占める割合は、全体の20〜30パーセントに上ります。なかでも目をぶつける眼球打撲が過半数、目を傷つける眼球穿孔(せんこう)が4分の1を占めています。
目をぶつける原因として多いのはボール、石、転んだとき、人の手や頭、おもちゃなどです。穿孔の原因物としては、きりの類やはさみ、ナイフなど身近にある鋭利なものが多く見られます。学童のスポーツも目のけがの大きな原因の一つです。けがの大多数は跡形もなく良くなりますが、重症な場合では失明や弱視の原因となり得ます。鋭利なものを子どもの手の届くところに置かない、子どものそばで大工仕事をしない−などの予防策が重要です。
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素人判断せずに、早めに眼科を受診しましょう・ |
不幸にもおこってしまったら、素人判断せず早めに眼科を受診してください。ただし打撲で見え方に異常がない場合には、腫れ上がったら冷やして炎症を抑え、翌日受診でもよいでしょう。打撲で緊急性を要する場合はまれですが、重症の場合、目のなかに出血したり、白内障や網膜剥離(もうまくはくり)などをおこすことがあります。
異物や薬液が目に入ったら水道水でできるだけ洗い流します。とくにアルカリや酸が目に入った場合は、たいへん緊急性が高く、大至急大量の水で洗眼し、眼科を受診してください。
結膜(しろ目)の異物の場合、涙で自然に流れてしまうこともありますが、洗眼でも取れないときは綿棒などで取れる場合もあります。
ゴミが取れても、角膜(くろ目)に傷が付いているととても痛がり、涙が出たり、目が開けられなくなります。角膜の異物の場合は角膜に刺さっていることがあり、また神経が非常に敏感な箇所のため、あまりいじらずに眼科を受診してください。
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起こってしまったら、まず患部や手指を清潔に・ |
同様に眼球穿孔の可能性がある場合は、あまりいじると眼球内容物が出てきたり、感染の可能性があるので、できるだけ患部を清潔にして専門医に診てもらう必要があります。
子どもの目のけがで最も重要なのは、危険(なもの)を避けて予防することです。おこってしまったら、よけいなバイ菌が入らないように患部や手指を清潔に保ってください。また乳幼児では、目が開かない状態が長く続いたり、何日も眼帯をすると、弱視の原因となるため注意が必要です。
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資料「こども未来」
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