しかし、画びょうやホチキスの針、釘などとがった物を飲み込んだときは、無理に吐かせようとすると、のどや食道の粘膜を傷つける可能性があり、かえって危険です。
また、灯油や塗料など揮発性の物質、洗剤などの強酸性・強アルカリ性の物質を飲み込んだとき、けいれんをおこしたり、ショック状態や昏睡状態のとき、子どもが生後六ヶ月以内の乳児の場合も、無理に吐かせてはいけません。
誤飲した薬物を薄めるために水を飲ませたり、胃や腸の粘膜を守るために牛乳を飲ませたほうがよいこともあります。誤飲したものによっては、少量なら問題ない場合もあります(クレヨン、鉛筆、色鉛筆、水性絵の具、粘土など)。
その一方で、意識がはっきりしない、呼吸状態が悪い、手足が冷たく冷や汗をかいているなど、一刻を争う処置が必要なケースもあります。
保育所や児童館では、医師や看護婦の指導を得て、誤飲物別に応急処置法を一覧表にまとめ、スタッフに周知徹底させてほしいものです。処置がわからない場合は、すぐに近くの小児科の医師に連絡をとって指示をあおぎ、必要なら受診してください。
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