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子どもの食(食育)

食からはじまる健やかガイド







食からはじまる健やかガイド



1.子どもの食をめぐる現状と課題


2)親、親子のかかわり、家庭の変化

家族揃って夕食をとる頻度の減少

 家族揃って夕食をとる頻度について、昭和61年から平成13年までの年次推移をみると、“毎日食べる”、“週4日以上食べる”が減少しており、家族揃って夕食を食べる機会は減少しています(図3)。また、子どもがひとりだけで食べる、いわゆる孤食も増えています参6。社会環境やライフスタイルの変化にともない、家族揃って食べる機会が少なくなっているからこそ、家族揃って食べる貴重な機会をどう活かすか、その質のあり方がいっそう重要になってきます。

図3 家族揃って夕食をとる頻度
図3 家族揃って夕食をとる頻度
資料:厚生労働省「児童環境調査」



育児の負担感の増大

 ゆっくり子どもと過ごせる時間がある母親の割合について、平成2年と平成12年を比較してみると、その割合は減少しています(図4)。また、“子育てに困難を感じる”、あるいは“子どもを虐待しているのではないかと思う”と回答する者も2〜3割みられます参7。一方、子どもの食事で困っていると回答する者も増え、その内容としては遊び食いやむら食い、偏食などがみられます参8

図4 ゆっくり子どもと過ごせる時間がある母親の割合
図4 ゆっくり子どもと過ごせる時間がある母親の割合
資料:(社)日本小児保健協会「幼児健康度調査」



食に関する知識や技術の不足

 子どもの親世代である大人について、適切な食品選択や食事の準備のために必要な知識、技術について尋ねたところ、“まったくない”、“あまりない”と回答する者が、20歳代及び30歳代の男性で7割、女性で約5割みられます(図5)。生活技術としての食を営む力を誰がどう伝えていくのかは、これからの大きな課題です。

図5 適切な食品選択や食事の準備のために必要な知識・技術
図5 適切な食品選択や食事の準備のために必要な知識・技術
資料:厚生労働省「平成11年国民栄養調査」


〈参考文献〉
厚生労働省:「平成5年国民栄養調査」
(社)日本小児保健協会:「平成12年度幼児健康度調査」
厚生労働省:「平成7年度乳幼児栄養調査」

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