「食育」ってなんだろう
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3 .児童・生徒の食育 |
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3−8 栄養補助食品(サプリメント)
本来の食生活を正しいものに |
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加工食品や冷凍食品、外食に頼ることなく、1日3食、バランスのいい食生活を心がけていれば、微量栄養素も過不足なく摂れるはずです。しかし、現代の食生活では、理屈ではわかっていても、現実にはなかなか困難です。そんな現代、健康雑誌やメディアは、健康の不安をあおり、健康食品やサプリメントを推奨しています。サプリメントはコンビニエンスストアでも自由に購入できますし、「特定保健用食品」もたくさん売り出されています(「特定保健用食品」とは、特定の成分に健康の維持増進に役立つ作用が科学的に証明されている場合に、厚生労働大臣が表示を認めた食品)。サプリメントや特定保健用食品は簡単に手に入るものですが、身体にいいからとそればかりに偏る食べ方は感心しません。
最近は、「何を食べても味がわからない子」「朝礼でよく倒れる子」などもいて、微量栄養素の不足による病気が報告されています。味がわからないというのは、亜鉛の補給に欠かせない米や小魚などを食べないことが原因です。倒れる原因は鉄欠乏性貧血で、鉄分が不足しています。
しかし、逆に、ビタミン、ミネラルの一部には摂りすぎると過剰症になるものもあります。サプリメントは、本来の食生活を正しいものにした上で、補足的に使うものです。サプリメントに頼ることなく、食事を噛むこと、味わうこと、楽しむことを子どもに教えましょう。 |
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3−9 知的障害をもつ子どもの食事
根気よく対応しましょう |
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知的障害をもつ子どもの場合には、未熟な食べ方と肥満が問題になります。このような子どもに対しては、健康面はもちろん、社会への適応力を高めるためにも、根気よい対応が望まれます。
知的障害をもつ子の肥満は、ストレスや運動不足、筋緊張の低さ、体温などと関係が深いのですが、未熟な食べ方も原因の一つと考えられます。噛むのが苦手、飲料で食べ物を流し込む、硬いものや筋っぽいものは嫌い、丸飲み、早食い、嚥下の未熟さなどが、肥満の原因となります。
口の閉じ方が悪い子に対しては、口の中を観察することも必要です。発語が少ない、甘い飲み物やおやつをダラダラ摂る、口の周りに触れるのを嫌い歯磨きを嫌がる。こんなことが重なると、重度の虫歯や歯肉炎、感染症にかかりやすくなり、摂取する食物の幅も狭まってしまいます。
これらの問題に対応していくには、まず、子どもを空腹で食卓につかせることです。かわいそうだからと、特別なメニューにしないこと。「この子は食べられないのだ」と決めつけてはいけません。舌や唇を動かす練習をすることは、食事のためだけでなく、発音の明瞭化にもつながります。子どもは、いつか何かの拍子に食べ始めることがありますから、それを信じて、食べる機能を伸ばすために根気よく対応することです。 |
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文責/日本小児保健協会 |
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