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子どもの食(食育)

「食育」ってなんだろう

「食育」ってなんだろう

   
2 .「乳幼児期の食育」
  2−3 遊び食い・むら食い・のろ食い
食事の前はおなかを空かせる
   1歳ぐらいになると、食べ物で遊んだり、歩き食べを好んだり、食欲にむらが出てきたりと、食べるのに時間がかかり、さまざまな食事上のトラブルが出てきます。これは、子どもの心や身体の成長に伴って起きる、ごく自然な姿で、いずれ卒業するものですが、対応を間違えると、症状を長引かせたりこじらせることもあります。子どもの気持ちを汲み取りながら、けじめのある生活を心がけましょう。
  この時期の子どもの様子を見てみると、手づかみで食事を取りたがったり、食べ物に興味をもって遊んだりしています。一人歩きができるようになると、じっとしていることも苦手。周りのことに興味が広がるので、食事中も気が散りやすくなります。また、幼児期は赤ちゃんのころに比べると身長や体重の増え方が少なくなるので、食べる量が減ることもあり、ちょっとした情緒の変化で食欲が落ちることもあります。そして、おしゃべりが上手になって、食事中も夢中で話したがります。
  このような時期には、次のような注意をしましょう。まず、食事の時間にはお腹が空いていることが必要ですから、食事や間食の時間をきちんと決め、おやつは1回の量を決めます。日中は、身体を使った遊びや散歩などをとり入れ、食事の時間はテレビを消して落ち着いた楽しいものにします。子どもが食べたがらないときには無理に食べさせることはせず、食事時間は30分くらいにしましょう。
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2−4 下痢・嘔吐
上手に水分補給を
   乳幼児期には、ウイルス感染や細菌感染が多くみられ、抵抗力も弱いので病気しやすく、それに伴い下痢や嘔吐を起こしやすくなります。下痢や嘔吐は、身体内の水分が電解質を消失するため、脱水症状を起こします。中程度以上の脱水では、直接静脈内に点滴で水分を補給しなければなりませんが、軽い場合には、できるだけ早く体力を回復させるために、食事内容に気をつける必要があります。
  母乳を飲んでいる子どもの場合は、下痢でも母乳を中断する必要はありません。人工ミルクを薄める必要もありません。嘔吐がある場合は、1〜2時間絶食すれば少しずつ飲めるようになります。
  軽い下痢の場合は、水分補給が主体になります。与える水分は、単なる水でなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質を少しと2〜3%の糖質を含んだ小児用イオン飲料がいいでしょう。野菜スープや、少し薄めた味噌汁の上澄みも使えます。ジュースや大人用のイオン飲料は下痢を長引かせることもあるので、飲ませないほうがいいでしょう。
  下痢のときは、早期に食事を開始したほうが、回復が早くなります。その際、脂肪の多い食べ物や糖分の多い菓子類は与えないようにします。
  嘔吐には、人肌程度のイオン飲料を少量ずつゆっくり与えます。急にたくさん飲ませたり、酸味あるジュースを飲ませたりすると、かえって嘔吐を誘発するので気をつけましょう。
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