地域子育て支援拠点事業事例集 ひろば型
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伸び伸びできる広いスペースが魅力 |
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事業実施のきっかけ
「すくすく広場」(以下、広場)は、親子の居場所を求める市民の声に応え、我孫子市内に初めてできたつどいの広場です。開設は、国のつどいの広場事業が始まった平成14年。「新しい試みなので、お母さんたちもどのように利用したらいいのか分からなかったようです。『子どもを預かってもらえないか』とお願いされたこともありましたし、正直、私たち自身も手探り状態でした」と、職員が当時を振り返ります。
現在では広場の存在は市民に定着しており、土曜日と祝日も利用できるので父親の姿も珍しくありません。利用料は無料で、木製おもちゃや室内用の滑り台、300冊にも上る児童用図書などがあり、就学前の親子が思い思いに過ごしています。行事には、看護師などを招いての「おしゃべり会」、お祭りがあるほか、年に1回、公民館で市内のつどいの広場3館合同の「お楽しみ会」を開催しており、他館の利用者同士の交流や、職員間の情報交換の場となっています。
職員が最も難しいと感じているのは、利用者とのかかわり方です。初めて来た人、不安そうだったり、余裕がなさそうに見受けられる人などには積極的に声を掛ける一方で、仕事のある日はあまり子どもとふれあえないお父さんに対しては、親子の時間を大切にするためにそっと見守ったり……。まずは声掛けから始まり、それぞれの利用者が何を求めているかアンテナを張ります。
週に2〜3回訪れるという1歳4カ月の女の子を連れたお母さんは、「広くて伸び伸びできるのがいいですね。ほかのお母さんと話をしたり、娘も同じくらいの年齢の子とふれあっています」と話してくれました。
広場には、公設公営ならではの利点があります。JR天王台駅前に広さ約170平方メートルと十分なスペースを確保できたのがその一つ。子どもたちが自由に動き回れるのが魅力です。また、発達の相談を受けたら保健センターにつなぐなど、市のほかの機関との連携がスムーズなことも挙げられます。
「つどいの広場事業は市の重点施策の一つ。一人でも多くの方に広場へ足を運んでいただくために、魅力ある講座づくりが課題です」と、我孫子市保育課では話しています。
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月刊こども未来 2007年2月号より転載
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