地域子育て支援拠点事業事例集 ひろば型
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買い物ついでに気軽に利用 |
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事業実施のきっかけ
羽咋市では、安心して子育て・親育ちができる環境を整備し、地域の子育て支援機能の充実を図るため、平成15年に「はくい子育てサロン」(以下、サロン)を開設しました。
市内のショッピングセンターの一角で毎日開設しているため、買い物ついでに気軽に利用することができ、週末には母親が買い物をしている間に父親が子どもを連れてサロンを訪れる姿が見られます。また周辺市町の利用者もいることから、市の活性化にもつながっています。
サロンでは、親子が自由に過ごす場を提供するほかに、保健師、看護師、保育士、栄養士による育児相談、育児講座、お誕生会などを開催。中でも月に1回講師を招いて親子遊びをする「お楽しみデー」は好評で、親子のスキンシップを図るとともに、みんなで一緒に遊ぶ楽しさを味わいます。わらべ歌や新聞紙の遊びなど、気軽にできたり、身の回りにあるものを使っての遊びですが、既製のおもちゃで遊ぶのに慣れているお母さんたちには新鮮。「こういう遊びもあるんですね。家でもやってみます」と話し、次に来たときに「成功しました」とうれしそうに報告するそうです。
担当保育士は、「利用しやすい雰囲気づくりのために、サロンを訪れた親子には必ず声を掛けるようにしています。まずはお母さんが子育てを楽しまないと、お子さんも楽しくないですよね」と話していました。
ある日のこと、子どもがまだ歩かないと気にする母親に、別の母親が「大丈夫、必ず歩けるようになるから」と励ます姿がありました。
その言葉を掛けた母親自身も、子どもが1歳7カ月で歩き始めるまで悩んだからこそ、説得力のある言葉でした。
「私たち保育士が声掛けしていた言葉を、そのまま悩んでいる母親に先輩ママとして励ましのエールを送ってくれたのは、とてもうれしかったですね。お互いの子どもの成長を共に喜ぶ姿はほほ笑ましく、皆が心豊かになります。子育て支援の種をまき、花が咲き、実がなるように、親子ともに健やかに成長してほしい」。それがサロンの願いです。
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月刊こども未来 2006年10月号より転載
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