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子育て支援の事例・
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地域子育て支援拠点事業事例集 ひろば型

地域子育て支援拠点事業事例集 ひろば型

子育てステーションぽれぽれ(福岡県春日市)
ゆっくりと親子に寄り添う空間
概要
子育てステーションぽれぽれ(福岡県春日市)
開所時間 月・水・金曜日の10:00〜15:00
体制 子育てネットワーク春日のスタッフ、ボランティアなど6人が常駐
利用者数 5,429人(平成16年度の延べ人数)
問い合わせ先 NPO法人子育てネットワーク春日
住所 春日市春日1-38
TEL. 092-572-8740


事業実施のきっかけ
 子育て中の親子の居場所をつくろうと、NPO法人子育てネットワーク春日が平成13年9月に開設した「子育てステーションぽれぽれ」。14〜16年度には、こども未来財団の助成を受けて「親子よろこびの広場事業」を実施、17年度からは、春日市から「つどいの広場事業」を委託されています。
 「ぽれぽれ」とは、スワヒリ語で「ゆっくり、のんびり」という意味。その名の通り、「ぽれぽれ」では、主に就園前の親子や子育てを応援したい人、子育てに関心のある人たちが思い思いに過ごしています。開設時間は毎週月・水・金曜日の10時から15時までで、出入りは自由、利用料は無料です。同法人のスタッフやボランティアなどが常駐し、絵本の読み聞かせや、管理栄養士による食育座談会などをそれぞれ月1回程度行っています。また、イベントの紹介や専門家のアドバイスなどを掲載した『ぽれぽれ通信』を毎月発行しています。さらに、草や空気のにおいを感じ、自然に触れる楽しさを感じてほしいと、田んぼやレンゲ畑に出かける「移動ぽれぽれ」も実施しています。
 16年度の延べ利用者数は5,000人を超え、「友だちがいっぱい増えてよかった」「親子で楽しくゆっくりできた」「同じ年の子もたくさんいるし、下の子への接し方も学べる」「親子でしかってもらって良かった」などの感想が寄せられています。
 「ぽれぽれ」では、親たちの“子育て力”を養うため、支援しすぎないように心がけています。「子育ては子どもを見つめることから始まる」という考えのもと、おしゃべりに夢中になっている利用者には「いつも子どものことを目で追うように」と注意を促します。安全管理は自己責任であり、このほかにも、お菓子やジュース、おもちゃの持ち込みは不可、ごみは持ち帰るなどのルールもあります。
 代表理事の近藤幸恵さんは、「親も子も、地域で一緒に育てなければいけません。厳しくもあり、温かくもあるのが地域ですし、地域にいろいろな人がいるように、ぽれぽれでは幅広い年齢のボランティアが活躍しています。地域を再構築し、人と人をつなぐ空間、親子に寄り添う空間をつくりたいですね」と話してくれました。


月刊こども未来 2006年4月号より転載