地域子育て支援拠点事業事例集 センター型
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子育てサークルで母親たちが成長 |
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| 概要 |
| 春日保育所子育て支援センター(広島県福山市) |
| センター開設 |
平成5年 |
| 開所時間 |
月〜土曜日の8:30〜17:30 |
| 職員体制 |
保育士2人 |
| 利用者数 |
280人(月平均延べ人数) |
| 問い合わせ先 |
春日保育所子育て支援センター 住所 広島県福山市春日町2-7-33
TEL. 084-943-8729
ホームページ http://kasuga.hoikuen.to/ |
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事業実施のきっかけ
春日保育所は、平成2年に福山市内で初めてとなる一時保育を開始。増え続ける利用者の中には育児のストレスや悩みを抱えている人が多く、支援の必要性を痛感し、平成5年より地域子育て支援センター事業を開始しました。
主な事業内容は、子育て相談、園庭の開放などで、特に力を入れているのが子育てサークルの育成です。
イベント型や単発参加型の子育てサークルでは、お母さんたちが抱えているストレスや悩みを身近に感じ取っていくことが困難であると考え、一年間の登録制としています。活動は月・火・木曜日のグループに分かれ、月3回実施。一年間同じメンバーが集うことで、リーダーを中心にしたグループ活動ができ、受け身の参加型から自主活動型へとお母さんたちの意識に変化が見られます。1グループ20人前後で、2〜3人のリーダーが1カ月ごとに交代するため、1年のうちにほとんどのお母さんがリーダーを経験することになり、自然と責任感が芽生えていくのです。
「常に親の視点に立つことを忘れず、ほっとしてもらえる場所でありながら、親としてすべきこと、しなければならないことをみんなで考え、成長していけるサークルでありたいと思い、機会があるごとにお母さんたちにこの願いを伝えています」と、保育士の井伏美智子さん。年末のクリスマス会では、1年間のまとめとして、グループ単位で人形劇やハンドベルの演奏を母から子へのプレゼントとして発表する場もあり、「子どもたちが静かに耳を傾けてくれる楽しさが分かった」「普段何かに夢中になることはあまりないけれど、練習のときは何もかも忘れられた」との感想が聞かれます。
また市内のほかの保育所と連携し、今年度から新たに地域の公民館で開催する「お出かけ講座」を始めました。センターやイベントなどに足を運べないお母さんに一歩でも近づけたら、という思いから生まれた事業で、今後は家庭への訪問・出張の支援を視野に入れた取り組みを検討しています。
「働きながら育児をしている保護者はその両立に苦労がうかがわれます。保育所だけでは解決しきれない大きな問題ですが、センターとして何ができるか考えていきたいと思っています」と井伏さんは話してくれました。
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月刊こども未来 2006年11月号より転載
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