地域子育て支援拠点事業事例集 センター型
 |
 |
楽しい子育ての手助けを |
 |
| 概要 |
| 子育て支援センター和泉子供館(山梨県甲府市) |
| センター開設 |
平成5年4月 |
| 開所時間 |
月〜金曜日の8:30〜18:00 |
| 職員体制 |
保育士6人前後 |
| 利用者数 |
約5,000人(平成17年度延べ人数) |
| 問い合わせ先 |
子育て支援センター和泉子供館 TEL. 055-253-1152 FAX. 055-253-4152
E-mail koizumi@kofu.hoikuen.mia.ne.jp |
|
事業実施のきっかけ
私立保育所の和泉愛児園に併設された子育て支援センター和泉子供館(以下、子供館)。開設は平成5年4月で、放課後児童クラブも設置しています。
広瀬光子館長は、「家に閉じこもるとイライラしがちなので、お母さんたちには、ストレスを発散しにどんどんいらっしゃいと声を掛けています」と話します。
子育て相談は電話やメールでも受け付けていますが、直接顔を見ながら話すとスムーズにいくとのこと。また2階建ての建物の1階は「絵本とおもちゃの図書館」として開放されており、のびのびとほかの親子とふれあう中で、自然と悩みや不安が解消されていきます。時には「青空広場」と称して、子供館を飛び出して、近くの公園や神社で紙芝居やしゃぼん玉などを楽しむこともあります。さらに親子教室では、講習会やおはなしの会のほかに、いちご狩りや野菜作りなど自然に接する機会を設けたり、乗馬体験もあり、保護者や子どもたちに好評です。動物を実際に見て、触れることで感性が育ちますし、言葉の遅かった子どもがしゃべり始めることもあるそうです。
利用者に対して心がけているのは、「一人ひとりを大切にする」ということです。「お茶一つ出すにしても、温かい気持ちで。お母さんたちに和んでもらえるように、心を込めたお付き合いをするように、と職員に言っています」と、広瀬館長。ご自身も、自宅が子供館に近いことから、手作りの料理やおやつを差し入れるなど、家族のような付き合いをしているそうです。また、「こうしなくてはいけない」と決めつけるのではなく、柔軟に対応し、幅広くいろいろな人を受け入れる姿勢はとても大切だと語りました。
平成17年度の延べ利用者数は5,000人余りで、利用者からは、「ホッとする」「実家に帰ってきたような気持ちになる」などの感想が聞かれます。
お礼の手紙が寄せられたり、子どもが幼稚園に通うようになってからもお迎えのついでに寄る親子がいるほど、居心地のいい場所だといえるでしょう。
「子供館は、利用者にとって母親のような存在かもしれませんね。いつでも気持ちよく過ごしていただきたいですし、お母さんたちが明るい気持ちで、子育てって楽しい、と思えるよう手助けしていきたい」と、広瀬館長は話してくれました。
|
月刊こども未来 2006年7月号より転載
|
|
|