子どもを迎えにきた際に、保護者が保育所の玄関でカードリーダーに通すことで自動的に利用料が計算されるカードを区で発行している。利用者に延長保育の予定利用時間の月額分を定期券のように購入してもらい、さらに予定利用時間を延長した場合やスポット的に利用する場合の利用料としてプリペイド形式で購入してもらい、月額分を超えて利用した分だけ差し引いていく仕組みである。
カード自体は、よく民間企業でも使われているサービスポイントカードと同様の仕組みであり、裏に磁気があって表面に書き換え可能な印字ができる。残額がカードに印字される利便性が高いものだが、そのカード情報は各保育所にあるカードリーダーを通してパソコンに蓄積されるため、利用者がカードを紛失したとしても問題ない。カードの原価が1枚100円程度なので、紛失した際には手数料として100円を徴収し、これまでの情報を書き加えて再発行している。
各保育所と区役所の保育課とは、品川CATVのケーブルを利用したネットワークでつながっており、各園の入金実績や利用実績のデータは、保育課で回線を通して収集でき、統計的な処理も簡単に行える。区内保育所全38園のうち2園はCATVが利用できない地域であったので、その場合はISDN
(現在ADSL) を利用している。 |