保育所の地域への多様な展開事例集
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熊本県では、平成5年度に初めて地域子育て支援センター(以下、「支援センター」) を初めて開設した。平成13年には「くまもと子ども未来プラン」を策定し、県下中学校区内に1支援センターを目標に、積極的な取り組みを実施してきた。
平成16年4月現在、県内79市町村の内55市町村、県内保育所数601所(公営218所、民営383所) 中、保育所の併設ではない支援センターも含め、74か所の支援センターが開設されている。 |
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郡市
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人口
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実施カ所数※( )連絡協議会加盟カ所数 |
設置主体
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種別
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公営
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民営
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従来型
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小規模
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| 熊本市 |
670,003
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3 (3)
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1
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2
|
3
|
0
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| 八代市 |
104,728
|
4 (4)
|
0
|
4
|
4
|
0
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| 人吉市 |
38,356
|
1 (1)
|
0
|
1
|
1
|
0
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| 荒尾市 |
56,780
|
1 (1)
|
0
|
1
|
1
|
0
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| 玉名市 |
45,377
|
1 (1)
|
0
|
1
|
1
|
0
|
| 本渡市 |
40,889
|
2 (0)
|
0
|
2
|
0
|
2
|
| 山鹿市 |
32,474
|
1 (1)
|
0
|
1
|
1
|
0
|
| 菊池市 |
27,055
|
2 (1)
|
0
|
2
|
0
|
2
|
| 宇土市 |
38,178
|
2 (2)
|
0
|
2
|
0
|
2
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| 宇土郡 |
19,496
|
2 (2)
|
0
|
2
|
0
|
2
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| 下益城郡 |
83,970
|
10 (8)
|
1
|
9
|
5
|
5
|
| 玉名郡 |
73,963
|
6 (5)
|
3
|
3
|
3
|
3
|
| 鹿本郡 |
57,271
|
6 (6)
|
4
|
2
|
5
|
1
|
| 菊池郡 |
134,153
|
11 (6)
|
4
|
7
|
2
|
9
|
| 阿蘇郡 |
75,356
|
6 (0)
|
6
|
0
|
2
|
4
|
| 上益城郡 |
85,809
|
3 (2)
|
1
|
2
|
2
|
1
|
| 八代郡 |
46,994
|
4 (4)
|
2
|
2
|
3
|
1
|
| 芦北郡 |
27,264
|
1 (1)
|
1
|
0
|
0
|
1
|
| 球麿郡 |
64,552
|
5 (3)
|
0
|
5
|
1
|
4
|
| 天草郡 |
84,741
|
3 (5)
|
0
|
3
|
2
|
1
|
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合計
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74(57)
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23
|
51
|
36
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38
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- 連絡協議会設立のきっかけ・経緯
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| 平成9年の1年間を準備期間とし、平成10年に発足された熊本県地域子育て支援センター事業連絡協議会は、自主的に設立された。当時、相談事業の具体的なノウハウがなかったため、相談者への接し方や相談者が求める対応について悩みがあった。そこで、他の支援センターでの事業方法についての情報交換、相談事例の共有等を通じて各支援センターが効果的な相談事業を行うことができるよう、定期的な活動の場を設けた。主な活動は、研修・研究の二本柱である。 |
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- 連絡協議会独自の活動内容
◇カウンセリング研修会の実施
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平成14年、本会は創立5周年を迎えたが、その5年間の活動の牽引力となったのは、杉田峰康先生(福岡県立大学名誉教授) によるカウンセリング研修の継続的実施である。職員のカウンセリング能力の向上は重要な課題であり、相談者の話を聞くだけでなく、相談者の不安原因を上手く聞き出すことができるか、その後で不安を解消するためにどのようにしたらよいのかなど、実際に相談事業を実施していく中で、カウンセリング研修の必要性がきわめて重要である。
このカウンセリング研修は、毎年4回程度開催されている。
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- ◇調査研究事業の実施
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| (1) |
実践事例研究会(平成13年〜) |
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隔月に1回、各支援センターにおいて実際にあった育児相談や親子支援の事例を持ち寄って検討している。支援の経過や方法に検討を加えていくことで、適切な支援の方法を探っている。 |
| (2) |
子育てネット事業(平成13年〜) |
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メールのやりとりにより県下の支援センターからの情報を収集し、熊本子育てネットホームページhttp://www3.ocn.ne.jp/~knet/に記載、情報発信している。 |
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- 県事業「子育て支援コーディネーター養成講座」の実施
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平成15年度からは、カウンセリング研修会も一定の受講者数が増え、実践事例研究会も受講者を増やし成果を上げてきたことに鑑み、県が主体となり、連絡協議会に事業企画から運営までを委託する「子育て支援コーディネーター養成講座」が始まった。
本事業の目的は、「市町村において、子どもと家庭を取り巻く環境を総合的に理解し、家庭全体を視野に入れたケースマネージメント、利用援助及び情報提供等を行う人材の育成を図ること」とされている。
対象者は、支援センターの保育士のみならず、地域の保健士や主任児童委員などである。それまで交流のなかった職種の者が同じ研修に参加することで、それぞれの立場からのノウハウや知識の情報交換など行われ、ネットワークとしてつながる機会となった。
この事業に対する平成15年度の県の委託費は73万円で、平成16年度は99万円となっている。
年5回行われ、全課程を修了した者には、県知事名の終了証書が交付される。
熊本県地域子育て支援センター事業連絡協議会における平成15年度の事業 |
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実施
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事業内容
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| 4月 |
公開講演
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テーマ『今子どもたちに何が起こっているのか?』
−ディスコミュニケーションの文化の中で− |
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講師 野田正彰氏(京都女子大学社会学部教授) |
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| 5月 |
第1回実践事例研究会 ビデオ視聴/子どもの発達について学ぶ・『事例集』検討
第1回子育てコーディネーター養成講座 (定員40名) |
| 6月 |
第1回初級カウンセリング研修会
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テーマ『初心者のためのカウンセリング入門』
−今なぜカウンセリングが必要か? |
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講師 杉田峰康氏(福岡県立大学名誉教授) |
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| 7月 |
第1回カウンセリング研修会
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テーマ「ストレス社会と保育者」
−自己理解を高めよう− |
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講師 杉田峰康氏(福岡県立大学名誉教授) |
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| 8月 |
第2回実践事例研究会 事例についての検討と考察
第2回子育てコーディネーター養成講座
拡大運営委員研修
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テーマ『保育界の動向と子育て支援センター事業』 |
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講師 山縣文治氏(大阪市立大学教授) |
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| 9月 |
第3回子育てコーディネーター養成講座
実務担当者研修
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テーマ『ともに語ろう 私の子育て支援』
−子育て支援の現状と課題− |
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ワークショップ1. |
『地域の特性を活かした子育て支援とは?』
実践報告 栖本町子育て支援センター |
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ワークショップ2. |
『地域(諸機関) と連携した子育て支援とは?』
実践報告 山鹿市子育て支援センター |
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ワークショップ3. |
『子育て支援センターに求められる情報発信とは?』
実践報告 こじかクラブ |
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| 10月 |
第3回実践事例研究会 事例についての検討と考察 |
| 11月 |
第4回子育てコーディネーター養成講座
第5回子育てコーディネーター養成講座
第2回初級カウンセリング研修
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テーマ『親子の絆と心の発達』
−性格タイプを学ぶ− |
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講師 杉田峰康氏(福岡県立大学名誉教授) |
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| 1月 |
第4回実践事例研修会 事例についての検討と考察
第5回実践事例研究会 事例についての検討と考察 |
| 2月 |
第2回カウンセリング研修
講師 杉田峰康氏(福岡県立大学名誉教授)
第6回実践事例研究会 ケーススタディ研修会 |
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