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子育て支援の事例・
活動

児童館事例集

児童館事例集

一ノ宮児童館
(東京都多摩市)
概要
一ノ宮児童館(東京都多摩市)
所在地 東京都多摩市一ノ宮1-18-7
電話番号 042-375-4643
運営主体 公設公営
館長 齊藤義照
開館日 1973年4月
開館時間 月曜〜土曜日の9:00〜18:00
休館日 日曜日、祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)
職員体制 館長1人、児童館担当職員3人(うち1人嘱託)
利用者 1日平均約60人
ホームページ http://www.city.tama.tokyo.jp/health/kosodate/jidokan.htm#ichi


地域の特徴
 東京都多摩市は人口14万4,478人、うち2万1,478人が18歳未満です(平成19年5月1日現在)。同市は、北は多摩川を境に東京都府中市、南は神奈川県川崎市と東京都町田市に接しています。
 一ノ宮児童館は多摩市最初の児童館として、学童クラブを併設し、1973年にオープンしました。児童館前の公園内に大きなけやきの木があり、「けやきっず」の愛称で親しまれています。私鉄の京王線聖蹟桜ケ丘駅から徒歩約5分の同館は、閑静な住宅街にあり、周辺にはまだ農地が散在する一方、戸建て住宅やマンションの新築も盛んです。高齢者世帯や三世代世帯の旧住民とともに、小・中・高校生、さらに乳幼児が中心の核家族の新住民世帯が混在し、地元の商店街との交流も行われています。
大きなけやきの木が目印の一ノ宮児童館。 齊藤義照館長。

児童館の特徴
館内ではお昼ごはんやおやつの持参もOK。近くの子育て支援センターで遊んだ後に、連れ立って昼食をとりにくるお母さんたちもいます。 多摩市では子ども青少年部児童青少年課所管として9つの市立児童館を設置しています。同市では多摩市立児童館条例により多摩市立児童館事業計画を策定、児童館を子どもたちの地域文化センターと位置付け、「遊び」を媒介に、人と人とのふれあいや交流の場を提供し、子どもの精神的・身体的成長を支援していく施設としています。各児童館共通の3つの柱として、子育て支援事業、子育ち支援事業、健全育成環境の醸成事業を掲げ、また、児童館ごとに地域の環境に即した独自の事業を行うこととしています。
 子育て支援事業では、各児童館ともゼロ歳児と1歳児以上の各子育て家族を対象とする広場事業、民生委員児童委員による育児懇談会などを実施。健康センターの専門職などによる出張講座も開かれています。また、0歳児対象の広場では妊娠中の女性にも見学を呼び掛け、赤ちゃんを抱かせてもらったり、先輩の母親から経験談を聞かせてもらったりなどして、近い将来の育児への安心の場を提供しています。
小学生も中学生も一緒に卓球。自然に譲り合いや思いやりの心が生まれてくるようです。 子育ち支援事業では、各館共通事業として、毎年夏休みに宿泊のキャンプ活動を実施。また、動物とふれあう事業、農業委員会との共同で体験農業「いちのみやファーム」を行っています。さらに児童館ごとに工夫をこらした自然体験事業や世代間交流事業、地域連携事業も行われています。隣接する八王子市との交流事業の「はちたま杯卓球大会」は20数年の歴史を数え、小中学生が日ごろ、児童館で練習した成果を競い合っています。
 一ノ宮児童館は市内の二つの小学校区と、近隣の中学校、高校に通学する子どもたちに放課後の居場所を提供していますが、施設から離れた地域に対して月1回程度、移動児童館事業も実施しています。
 同児童館では子育て支援の広場事業の実施日以外も、乳幼児連れの保護者の利用を受け入れているため、午前中は乳幼児親子の利用が多く、親同士の交流の場としても有効活用されています。午後は、引き続き乳幼児親子、そして小学生などが集い、前庭で元気に走り回ったり、卓球やゲームなどを楽しんだりして過ごしています。工作やおやつ作りなどの行事も行うため、たくさんの子どもたちが参加しています。
 中・高校生の居場所としての活用も強化するため、中高生向けのたこ焼きパーティーや天体観測、映画会なども企画し、中高校生専用の児童館だよりを発行しています。
子どもたちに人気の工作・制作行事。今回はプラバン(プラスチック板に絵などを描き、オーブントースターで熱して縮める工作)でキーホルダー作り。 乳幼児の広場。

関係機関との連携
 子育て支援事業では、健康センターや地域の子育て広場にチラシを置き、それぞれの事業を広報し、情報交換をしています。
 小中学生の利用については、区域内の小・中学校に児童館だよりを配り、気にかかる子どもがいるときには、職員が授業参観などにも参加して様子を見たり、担任と連携して対応したりすることもあります。また、多摩市青少年問題協議会とも緊密な連携を取り合っています。
広場事業では、市内の子育て講座などの情報も提供(1歳未満児対象の広場「ぴーなっつベィビィ」)。 昼下がりの前庭では、母親たちが談笑する傍らで、幼児や小学生が一緒に遊ぶ光景も見られる。

地域との連携
 毎年4月に行われる地元の商店会連合会主催の「さくらまつり」に参加。今年度からさらに取り組みを強化し、児童館の前庭を、まつり会場の一つと位置付け、子どもの実行委員会による模擬店を複数開設しました。地元の商店を利用する子どもたちも多いことから、こうした機会に交流を深め、地域の見守り強化へ商店の方々にも協力をいただいています。

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