余裕教室は夢のスペース 学校の「余裕教室」がすてきな「保育所」に!
(東京都世田谷区)
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1 、2歳児との交流は、中学生の情操教育にも
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中学校の普通教室3室が保育室に変身
東京都世田谷区
おともだち保育園分園
(世田谷区立駒留中学校内)
住所 東京都世田谷区下馬4-18-1
電話 03-5431-5070
園長 河尻静子
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万が一、体育の授業や部活動などでボールが飛んできた場合に備えて、ネットをはり巡らせています。
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設立のきっかけ
- 働く女性が増えて、都市部の待機児童問題は深刻化していますが、世田谷区の待機児童数は都内一。特に、おともだち保育園の待機児童数が多かったことから、世田谷区主導で、駒留中学校の余裕教室に分園をつくることになりました。同校では過去1年間のみ、余裕教室を「老人大学」に利用した経験がありました。園児の安全や騒音など問題点を指摘する声もありましたが、改修により解消。全国初の試みがスタートしました。
分園の保育内容
- 本園では0歳児から5歳児までを保育。分園では待機児童数が1番多かった1、2歳児を保育しています。分園には1歳児14名、2歳児15名の合計29名の園児に対して、8名の保育士が保育に当たっています。遊び場として校庭を使うことはありませんが、もともとが教室だったため保育室はかなり広く、十分身体を動かして遊べます。近くに大きな公園や緑豊かな小道があり、周辺環境も整っています。
中学校との交流
- 分園が設置されてから、ボランティアの中学生が保育園の運動会などに参加するようになりました。また、選択授業の家庭科では、希望者を募って保育実習も。最初はおそるおそるで、どのように園児に接したらよいのかわからなかった中学生も、終了後は「次もやりたい」と意欲を見せはじめました。少子化で小さい子どもと接する機会が減っています。園児とのふれあいは、中学生の情操教育にも役立っています。
1歳児と2歳児が中学校内の分園で元気に生活
- 学校の余裕教室を保育園分園として利用したのは、「おともだち保育園」が全国で初の試みです。保育園と中学校がこまめに連絡を取り合っているため、意思の疎通も図ることができ、園児は安全・快適に過ごしています。
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| 昇降口は中学生と共通。園児も中学生も同じ廊下を通ります。ぶつかって園児にケガをさせないよう、中学生に徹底指導。中学生も自主的に注意して歩くようになりました。 |
園児の使う椅子は背筋を矯正する働きがあり、大人でも腰掛けることができる丈夫さ。給食の後は昼寝の時間。南向きで日当たりの良い保育室で、ぐっすりねんねできます。 |
床には畳を敷いて段差をつくっています。園児は畳につまずいたり、小さなケガをしたりしながら、危険を学びます。痛い思いをした経験から畳に気をつけるようになり、スムーズに歩けるようになりました。 |
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| 普通教室三室を、保育室二室、受渡室、事務室へと改修しました。保育室はかなり広く、園児達が元気に遊ぶことができます。ぶつかってもケガをしないよう棚の角にゴムを貼るなど、安全面で細かい工夫を。 |
男子トイレを園児用トイレなどに改修。園長の意見を取り入れて、便器は心理学上おむつがとれやすいといわれる暖色系に。健康のバロメーターであるおしっこの色をチェックできるように薄い色にしました。 |
給食は分園で調理。安全で新鮮な材料を使って、素材の味を大切に、味付けは薄くしています。 |
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おともだち保育園(本園)
徒歩約5分の場所に本園があります。
中学校の校庭を借りて本園と分園合同の運動会を開催。
運動会にはボランティアの中学生も参加。 本園の園児にもやさしいお兄さん、お姉さんができました。 |
| 定員 |
本園 |
0歳児6名、1歳児12名、 2歳児14名、3歳児16名、 4歳児16名、5歳児16名。 |
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| 撮影 高橋聖人 |
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